作品詳細

保田與重郎の時代
在庫無し

保田與重郎の時代

近藤洋太

反近代的考察

戦後詩は、大きく括ればモダニズムであり、それは日本の詩歌の伝統から断絶することで出発している。一方日本浪漫派なかんずく保田與重郎は、詩歌の伝統を再構築しようとした文学者であった・・・(「あとがき」より)近代と反近代のイズムのはざまで、研鑽を積んできた著者の13年間にわたる渾身の共時的・通時的批評を集成する。

評論
2003/04発行
四六