七月堂の本

新刊

今話題の新刊から一冊をご紹介

青(おう)の植物園

青(おう)の植物園

橋本由紀子

幻想植物コラージュ

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おすすめ

七月堂のお勧めの一冊をご紹介

北村透谷 その詩と思想としての戀愛

おすすめ!

北村透谷 その詩と思想としての戀愛

堀部茂樹

君よ請ふ 我をラブせよ

おすすめのワケ

明治時代、二十五年という短い生涯の中で後世に大きな影響を与える作品を残した北村透谷。その透谷の作品を詳細に読み解く本著は、日本の文学、近現代の時代精神を研究するのならば必携と言えるでしょう。死後の世界なのか、幻想的な世界で恋人と瓜二つの女性と出会ったり、鬼王や大魔王という様々なキャラクターが現れる『蓬莱曲』など、独特な世界観と幽玄な雰囲気に惹きつけられる若い読者も多いと思います。透谷自身が恋人に宛てたラブレターも必見。本著につけてキャッチコピーの一文がそれです。我をラブせよ!時代を越えて人の心を揺さぶる力がありますね。

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ロングセラー

長く愛読されている本から一冊をご紹介

吉田 新版

おすすめ!

吉田 新版

栗原洋一

祝福せよ、わたしは誕生したのだ。

おすすめのワケ

『吉田』。1990年7月に刊行され、2009年1月に再刊されたこの詩集は、七月堂の詩集の中でも存在としての「孤独」が静かに迫ってくる数少ない詩集の一つだ。
タイトルになっている「吉田」は地名である。この詩集には多くの地名が出てくる。その地を歩む栗原洋一の意識は歴史の流れに翻弄されるが「孤独」という存在であることで冷静な対峙がなされてゆく。
言葉は他者にあって発せられ、今を生きることが出来る。詩集はその余韻であるはずだ。
「・・・米料理がはこばれてきた。/米のとぎ汁を、ひとはだに温めたスープ。/飲むのは、わたしだ。/祝福せよ、/私は誕生したのだ。/砂の地形が崩れた。・・・」(「吉田」より)
稲川方人をして「この詩人と命懸けの詩誌を作ってみたい」と言わしめた詩集である。

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出版図書目録

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