作品詳細

なんだか眠いのです

なんだか眠いのです

西尾勝彦

眠りをいざなう読書の旅へ

家の庭に鹿がくるらしい。
そんな人が描いた詩とエッセイです。
ズレてもいいよ、無理しなくていいよ、そのままでいいよ、
と西尾さんはそそのかしてくれる。
  ──帯文 とほん店主 砂川昌広


絶版となっている詩集『光ったり眠ったりしているものたち』をはじめ、私家版やフリーペーパーなどに掲載された作品。そして書き下ろしの随筆や俳句などをたっぷりと収録しました。

組版と装幀は川島雄太郎さんにご担当いただき、草原に寝転んで見上げた空と雲、まぶたにうつる太陽の光をイメージして制作しました。
判型や製本は詩集『歩きながらはじまること』と同じです。


【収録作】
『光ったり眠ったりしているものたち』(BOOKLORE)
「古い東洋人」(私家版)
「亀之助気質」をお持ちの方へ(フリーペーパー「粥彦」連載)
「ならならのひと」(私家版)
「なんだか眠いのです」(書下ろし)
「粥彦の句」(ほぼ書下ろし)
「平穏と無事」(ループ舎)



「葉ね文庫」店主 池上きくこさんによる書評が『& Premium』2022年10月号に掲載されました。

詩集
2022/05/23発行
110x160 並製 付録付

帯文:とほん店主 砂川昌広/組版・装幀:川島雄太郎

2,200円(税込)