作品詳細

いまよみがえる 戦後詩の先駆者たち

いまよみがえる 戦後詩の先駆者たち

南川隆雄

激動の時代を生きた詩人たち

戦後初の本格的同人詩誌と目される北九州の「鵬/FOU」、それに続く関東の「新詩派」「純粋詩」、初の総合詩誌「近代詩苑」そして敗戦を跨いで発行された執念の詩誌「麦通信」。本書の標的は現代詩の「いま」である。その母胎をなす戦後始動期の200名に迫る詩人たちの詩魂に真向かう。

――本書で対象とした戦後黎明期の詩群は「青春」と形容するのがふさわしい。戦時体験と乏しい物資や疾患に苦しみながら、文字どおり命懸けで創作に励んだ詩人たち。一見軽薄にみえるが「凄春」ということばで呼びたいほどである。――(「まえがき」より)

作者が望んでも望まなくても作品は時代を映す。戦時・戦後を生きた詩人たち、その生を知ることは「いま」を、そしてこれからの詩を知ることでもある。

評論集
2018/01/20発行
A5 並製カバー付

2,160円(税込)