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おすすめ一覧

七月堂のおすすめの本をご紹介。

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ピエール・ルヴェルディ詩集

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ピエール・ルヴェルディ詩集

ピエール・ルヴェルディ/佐々木洋 訳

イマージュの限りなく自由で伸びやかな飛翔感、白昼夢のような影の領域での迷宮眩暈。ルヴェルディ以外作りえなかった独自の世界。日本初個人訳詩集。

おすすめのワケ

シュルレアリスト達が最も偉大な詩人と褒め称えるルヴェルディ。ブルトン、ピカソ、シャネル、アポリネールらと親交のあったまさしくパリ黄金時代の詩人です。彼は「互いに隔たったもの同士を接近させること」で詩的なエネルギーを生み出す手法を提唱しました。以降のシュルレアリスト達は自動記述で詩的な創造を目指しましたが、ルヴェルディはあくまでも自身を制御し、意外性がありつつも本能的に関連を感じさせる言葉を創り出したのです(「舗道の上で鈴が夜を鳴らす」「空が額に皺を寄せる」etc)。本著は日本で数少ないルヴェルディ詩集です。ルヴェルディの詩の美しさと魅力を是非感じて下さい。

赦しの日 ニコラ・ギゴフ詩集

おすすめ!

赦しの日 ニコラ・ギゴフ詩集

ニコラ・ギゴフ/真木三三子 訳

なんでもおれから取りあげるがいい ただし魂はおれのものだ!

おすすめのワケ

日本では詩というと個人的なこと、という印象が強いかもしれません。しかし世界には「詩」というものの持つ意味が全く異なる場所があります。この本の著者ニコラ・ギゴフさんはブルガリア人です。日本では考えられない波瀾万丈な生涯を送っています。ギゴフさんは詩を作ることで自らをなぐさめ、民族としての誇りを保ち、政治や国のことを考えるように人々を導いて来たのでしょう。それがこの地域の人々が考える「詩人」です。まさに魂の叫びと言えるこの詩を是非体感してみてください。この一冊でブルガリアの近代史を知ることができるのも、おすすめの理由です。