作品詳細
やまもも
読書会で読んだ100冊の本
本とふれあう、豊かさ
国文学者である内田道雄宅、庭のやまももの木に見守られながら行われた読書会の記録。今年で10年を迎えた読書会、開催は100回を越えた。
取り上げられた本のジャンル、年代は多岐にわたる。そんななかで共通しているのはこの読書会がもつ豊かで穏やかな時間だろう。作品に真摯に向き合い、それについて語らう時間は何とも贅沢で清々しいものだ。
読書の手引きとして、もちろん読書会に参加している気分でも楽しめる。
文芸評論
2016/10/15発行
B5
並製