作品詳細
白石かずこの詩を読む
白石かずこの声は読者の進化を待っている
白石かずこは宇宙を舞台にその身体の感性を武器に言葉を使う。
その言葉は砂の一粒から生まれ、痒がっている皮膚から生まれ、夜空へ遠吠えをしているスフィンクスと共に星空の中で生まれる。
水田宗子と辻和人の対談は数少ない白石かずこの「評論」である。
目次
はじめに 辻和人
序文 水田宗子
対談1 「男根をめぐって」
男根中心主義を砕きフェミニズムを超える
対談2 『聖なる淫者の季節』をめぐって
時代と狂気を越える身体の文学
対談3 『砂族』をめぐって
砂は生きている:性から砂へ、
都会から砂漠へ:いのちのトポグラフィーの転換
終わりに 水田宗子
文学論
2024/10/20発行
A5変形 (140x210)
並製 カバー
3,300円(税込)