作品詳細

島に生きる 季語と暮らす

島に生きる 季語と暮らす

園田靖彦

季語で綴る島の暮らし、人々のぬくもり

俳句結社「古志」同人による俳文集。句誌『古志』に連載された文章である。
筆者が育った壱岐の島の風土と人々の暮らしの記憶を、俳句と随筆で綴る。
「敗戦から二年目、四歳の少年である私が、両親のふるさとである壱岐の島に引き上げて来て、高校を卒業するまでの十四年間、見て、聞いて、体験した暮らしの様を記したものです。更にいえば、日本の辺境、玄界灘の一孤島、壱岐の島の、敗戦から経済成長期の前夜までを、少年の眼でみた点描といえるかもしれません」

俳文集
2021/04/20発行
A5判 並製

1,650円(税込)