作品詳細
のほほんと暮らす
たとえば、歩くだけ、ただいつもの道をゆっくり歩くだけで見える景色が変わる。
のほほんとしたモノ
たくさん見つけてみましょう
函館の路面電車
シトロエン・アミ8
公園のシーソー
丸いちゃぶ台
ガリ版刷りの小詩集
平宗の柿の葉ずし
草色のトンボ鉛筆
温かいジャスミン茶
よもぎあんパン
梅干しのお茶漬け
まだ
あるはず
(「第二部 のほほん生活の様子」より抜粋)
『のほほんと暮らす』刊行に寄せて
『のほほんと暮らす』は、僕なりの幸福論です。
どのように日々の生活を送れば穏やかさや安らぎが得られるのか。そのヒントがたくさん詰まっています。すこし詩的な実用書として書きました。
多くの人に読んでいただけたら幸いです。
─西尾勝彦
『のほほんと暮らす』目次
著者プロフィール
1972年生まれ。京都府出身。奈良市在住。35歳の頃より、天野忠、尾形亀之助などの影響を受け詩を書き始める。
主な詩集に『歩きながらはじまること』(七月堂)、『光ったり眠ったりしているものたち』(BOOKLORE)などがある。
詩的実用書
2019/03/09発行
B6判変形 120×155
上製 カバー・帯・栞・別冊付録「のほほん自由手帖」付
帯文:長谷川書店水瀬駅前店 長谷川稔『のほほんと暮らす』は、『のほほんのほん』(2014・私家版)と『のほほん自由手帖』(2017・私家版)を元に再編集と加筆を行い作られました。