作品詳細
星の雫
流星のような言葉との出会い
~日英対訳句集~
英国のザ・ポエトリー・ソサエティの会員でもある作者は「海外にいる日本語の読めない知人・友人たちにも日本の古典文学を知ってもらいたいという気持から」と出版の動機を「あとがき」で書いている。だが本書はそうした動機を遙かにこえて普遍性をもち、一見華やかな句群の行間ににじむ哀しみが、雫となって読者の心に沁みわたる。作者と俳句形式との幸運な出会いがここにある。
2010年改訂版
句集
2009/03発行