作品詳細
爆音と泥濘
詩と文にのこす戦災と敗戦
世代を超えた同胞への留別としたい 、と南川隆雄は呟く。
南川隆雄の幼年時代、戦中戦後の体験が記されている。
空襲と被災、疎開、敗戦、食糧難など戦中戦後の生活の実態を54篇の「詩」と15篇「文章」で書き遺す、と著者は言う。
もう過去の事はたくさんだ、という人も多い。
しかし、歴史の真実は言葉によって語らずして、未来の誰に伝えられるのだろうか。
詩集
2019/10/31発行
四六判 (128x188)
並製 カバー付き
1,760円(税込)