作品詳細
あらぬ年、あらぬ月
深淵の森をさまよいながらも胸に秘めた一筋の光に導かれる
私たちの生きる世界の確実さは何によって認識するのだろうか。
家族や友人たちとの交わり、仕事にまつわる苦労のあれこれ、学んできた知識はどのように生きるのだろうか。
この一冊は何気なく書かれているように見える。
小説にしても一つの場面が時と景色を歩む足取りを感じさせる。
詩的な情景が時を楽しませてくれる。
そして、その時は消えてゆく。
文芸作品集(小説、詩、雑俳、川柳)
2023/12/12発行
四六版
並製 小口折
2,200円(税込)