近刊・新刊

近刊・新刊一覧

七月堂の新しい本をご紹介。

神歌 水天に舞ふ

神歌 水天に舞ふ

続・古今風物琉球歌集

湊禎佳

琉球を寿ぐ幾筋もの光として

乳既

インカレポエトリ叢書 28

乳既

寺道亮信

ペニスタワーにひとひらのかげ

浅き眠りは地上に満ちて

浅き眠りは地上に満ちて

吉川彩子

世界に満ちるすべての音も光も/
被子植物のようにしずかに実るのだろう

月の領域

月の領域

くりはらすなを

外を覗くと/青白い地球が/すっと魂のように消えていった

ふっとこわばる

インカレポエトリ叢書 27

ふっとこわばる

神田智衣

抜いてしまった祖母と抜けなかった祖母におびえながら

公園のまんなかにはおおきな木があって

公園のまんなかにはおおきな木があって

たかすかまさゆき

届かないものを あなたと分かち合いたい

白くぬれた庭に充てる手紙

白くぬれた庭に充てる手紙

望月遊馬

第62回藤村記念歴程賞受賞

あすの火は わたしたちのなかにある

言祝ぐ

言祝ぐ

中村梨々

イノチへの賛歌

緋のうつわ

緋のうつわ

篠崎フクシ

かわたれに
まねかれる緋よ

あなたは
ひと世をいれる うつわとなる

蝶番

蝶番

梁川梨里

世界と世界のあわいをまなざす

二〇の物と五つの場の言葉

二〇の物と五つの場の言葉

尾内達也

ポンジュをのり越えて、この知略は出現した

病棟ラプソディ・バリバリ

病棟ラプソディ・バリバリ

冨田民人

「わたしは体中線に繋がれ電気で生かされている。」

もうひとつの陶淵明試論

もうひとつの陶淵明試論

大澤静代

陶淵明の使う詩語「慷慨」に着目し<脱田園詩人>として陶淵明を捉え直す試み。詩人の「生きるべくして生きる」その姿を浮き彫りにする。

ヒトノマ

インカレポエトリ叢書 26

ヒトノマ

田村奏天

それでも、さわやかでありたいと思って
薄雪色の指

花下一睡

花下一睡

秋山基夫

〈 詩 〉の始原へ
終わらない夢幻劇

あざらし

インカレポエトリ叢書 25

あざらし

水野小春

わたしはこみあげてくる/ピーナッツを必死に/腹に押し込めている

小山俊一全通信

小山俊一全通信

小山俊一

自らの存在を問い続けた「在野の哲学者」

never

never

藤井晴美

どんなに詩を書いても認められないという罪

アウフタクト

インカレポエトリ叢書 24

アウフタクト

源川まり子

走れ走れ、張られた薄紙が浮いてきてしまうほど/風をたてる。走れ走れ、

近代日本文学・美術と植民地

近代日本文学・美術と植民地

西原大輔

ポストコロニアル研究のさらなる深化へ

第二章

第二章

秋山洋一

「老いたる者の美しき」

あらぬ年、あらぬ月

あらぬ年、あらぬ月

林完枝

深淵の森をさまよいながらも胸に秘めた一筋の光に導かれる

おじゃんこら

おじゃんこら

あおやまかつこ

子供も大人もほっこりです。

きみと猫と、クラムチャウダー

きみと猫と、クラムチャウダー

佐々木蒼馬

生きることの喜びと
日々を生きるための彩りとは

風とカマキリ

風とカマキリ

萌沢呂美

言葉の展覧会へようこそ

忘れられるためのメソッド

忘れられるためのメソッド

小川三郎

死んだあとも、それよりあとも

死者と月

死者と月

関根全宏

詩とは、あなたを探す灯

のほほん手帖2024 オムライス

のほほん手帖2024 オムライス

西尾勝彦(アイデア)×七月堂(製作)

「空白の日を、大切に」

のほほん手帖2024 コロッケ

のほほん手帖2024 コロッケ

西尾勝彦(アイデア)×七月堂(製作)

「空白の日を、大切に」

のほほん手帖2024 銭湯

のほほん手帖2024 銭湯

西尾勝彦(アイデア)×七月堂(製作)

「空白の日を、大切に」

場末にて

おすすめ!

場末にて

西尾勝彦

すべてのアウトサイダーへ贈る

鋏と三つ編み

インカレポエトリ叢書 23

鋏と三つ編み

川窪亜都

誰かをおににしなくちゃいけないこの世界は

360

360

吉田広行

360度の第一歌集

手癖で愛すなよ

手癖で愛すなよ

犬飼愛生

それぞれの日常を消費してしまわないために

あかるい身体で

あかるい身体で

海老名絢

二十歳のときに見た夢の名残が
今朝の喉に張り付いている

還るためのプラクティス

インカレポエトリ叢書 22

還るためのプラクティス

今宿未悠

第1回西脇順三郎賞新人賞 受賞作「猿」収録

息を吸って吐くこと
は、言葉に回収されなければいい

ひかりのような

インカレポエトリ叢書 21

ひかりのような

栁川碧斗

第56回横浜詩人会賞受賞

イヤホンのなか地名を消してわたしが歩く平たいユートピア

鬼は来る

鬼は来る

千石英世

そのまま夜空の中をおゆきなさい
夜の奥が西だから

鳥のように イルカのように

鳥のように イルカのように

井上舍密

「詩と音楽に一生浸っていたい」詩人の魂

彼女の劇場

彼女の劇場

園イオ

誰を好きになるのかを
選ぶことはできない
そうでしょう?

じぇるも い のちぇ

じぇるも い のちぇ

荷田悠里

荒野をさ迷う私の今は夜

水門破り

インカレポエトリ叢書 20

水門破り

森田陸斗

もう この身体から降りようと思う

蓮根譚

蓮根譚

細島裕次

栃木県現代詩人会新人賞受賞

新しいは、古い。古いは、新しい。

光の小箱

光の小箱

神泉薫

これまでとこれからを祝福する

詩については、人は沈黙しなければならない

おすすめ!

詩については、人は沈黙しなければならない

髙塚謙太郎

詩とは何か。

ミントとカツ丼

インカレポエトリ叢書 19

ミントとカツ丼

牛島映典

とうきょう、はいまおれの暮らす街だということです

夢にも思わなかった

夢にも思わなかった

佐野豊

第55回横浜詩人会賞受賞

「いちばんやさしい重み」

夢と人生 上巻

夢と人生 上巻

知火

ジェラール・ド・ネルヴァル33歳までの物語

しかが

しかが

小沼純一

これは、一冊のオルゴール

記憶の糸

記憶の糸

西谷裕子

天上へゆつくりいそぐかたつむり

双子

インカレポエトリ叢書 18

双子

奥山紗英

指の一本一本の太さを/じっくりと測られるのは/誰だって嫌である

光の吐瀉物、祈りに春を

光の吐瀉物、祈りに春を

黒田夜雨

君は明後日も健康で
孤独など知らずに死ねばいい。

ヴィンセントの窓辺

ヴィンセントの窓辺

都築直美

ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの魂に捧ぐ

青草と光線

おすすめ!

青草と光線

暁方ミセイ

わたしはしかたなく/人間と恋愛をしていた

砂/鬼籍のひと

砂/鬼籍のひと

藪下明博

今日が俺の 月命日だという

不知火

不知火

知火

「不知火」に導かれて幻想的世界へと誘われる短編小説集

秘剣まぶさび

秘剣まぶさび

篠原資明

ジョイスへ秘剣で挑む/光る滝に飛びかう超絶短詩

人物詩

人物詩

井澤賢隆

出会いのパルス(鼓動、振動)はもはや不動

星綴り

星綴り

倉本侑未子

悠遠への想いを翼にのせて

4日と7時間

4日と7時間

Yuen

ベンジャミンは完成した世界に興味がない。

雨が生む色彩

雨が生む色彩

篠井雄一朗

令和5年度茨城文学賞 詩部門 受賞
第25回美濃加茂市文芸祭 現代詩部門 文芸祭賞受賞



一つの作品が月曜日を震撼させる

異和と痕跡

異和と痕跡

笠井嗣夫

著者の歩んできた人生の生きざまを素直に読める珠玉の一冊。

EXPLOSION

インカレポエトリ叢書 17

EXPLOSION

真夏あむ

余命とは、この夢が覚めるまでの数年のこと。//きみの声で起こして。

交差点の秘密

交差点の秘密

武井深彦

交差点の谷が/静止し/発火する

雨の日のあたたかい音楽

雨の日のあたたかい音楽

金澤一志

言語芸術への挑戦

道草

道草

橘しのぶ

第19回日本詩歌句随筆評論大賞 奨励賞受賞

おとうとよ/つばさがあっても/おまえには空がないのだよ

アンドレ・バザンの明るい窓

アンドレ・バザンの明るい窓

牧野楠葉

お行き、未亡人となったわたしの心臓
線路が赤黒く染めあがってきた

ガーデニアと とかげ

ガーデニアと とかげ

わがつまようこ

丘の上の空がすべて からだを包むこの風がすべて

ラベンダー狩り

ラベンダー狩り

大西久代

小宇宙へと紛れ込む 今日という一日が熱を帯びる

源流のある町

源流のある町

草間小鳥子

これは夕凪 あれは反射光

霊園東通り南

霊園東通り南

鈴木康太

光が、目的もなく
落ちてくる

のほほん手帖2023 色なき風
在庫無し

のほほん手帖2023 色なき風

西尾勝彦(アイデア)×七月堂(製作)

「空白の日を、大切に」

のほほん手帖2023 東風
在庫無し

のほほん手帖2023 東風

西尾勝彦(アイデア)×七月堂(製作)

「空白の日を、大切に」

のほほん手帖2023 桜まじ
在庫無し

のほほん手帖2023 桜まじ

西尾勝彦(アイデア)×七月堂(製作)

「空白の日を、大切に」

子犬は跳ねて 空の色に溶けた

子犬は跳ねて 空の色に溶けた

佐野亜利亜

生きる神秘 そのアイロニーを超えて

てばなし

てばなし

古屋朋

記憶の水底からうまれる無数の輝きを
どこまでも澄んだ言葉に変えて

病棟

病棟

松澤和正

ある病棟の壁には詩が紡がれている

フレア

フレア

長尾早苗

太陽になるんだ

のらねこさんの ひみつ

のらねこさんの ひみつ

詩:森田すふれ/イラスト:西尾はな

地上の天使が二人、歌い舞う

襤褸

襤褸

野間明子

第19回日本詩歌句随筆評論大賞 優秀賞受賞

まとってきた「時」はわたしの襤褸

コンピレーション
在庫無し

インカレポエトリ叢書 16

コンピレーション

村野キサラヲ

これはわたしの話です。

くもこちゃん まーすけーい歌

くもこちゃん まーすけーい歌

音の台所(茂木淳子)

沖縄の空を飛んでみたい人、くもこちゃんが案内してくれますよ。

ラララフラワー

ラララフラワー

菊石朋

ここは羽を広げた王国だ 海があり太陽が昇る

電解質のコラージュ

インカレポエトリ叢書 15

電解質のコラージュ

髙草木倫太郎

集中なんてしたくない、絶望するだけだから

新装版 量

おすすめ!

新装版 量

髙塚謙太郎

第70回H氏賞受賞

《私》は救われる

なんだか眠いのです

なんだか眠いのです

西尾勝彦

眠りをいざなう読書の旅へ

死者を救え

死者を救え

デイヴィッド・イグナトー/訳:千石英世

もう怖がるな わたしがよこにいてやるから
本日の仕事の段取りをつけよう おまえがたたかう相手は
石と星の原材料となっているもの

ぎゃるお

インカレポエトリ叢書 14

ぎゃるお

青木風香

ぎゃるおは、けれど、いつも寂しい。

そして、像は転移する

そして、像は転移する

日下部正哉

死者たちからの触発。相米慎二、吉本隆明、築山登美夫、加藤典洋と共に紡がれる言葉。

あなたとわたしと無数の人々

おすすめ!

七月堂叢書 3

あなたとわたしと無数の人々

川上亜紀

なんどだって、満たされていく。

阿坂家は星のにおい

インカレポエトリ叢書 13

阿坂家は星のにおい

澤田七菜

骨は/石鹸で洗ったかのように真っ白で/眩しかった

アウラ草紙

アウラ草紙

佐藤亨

佐藤の操るカメラが、本来不可能なはずの見るものに「まなざしを送り返す」力をもちうるとすら、私は錯覚してしまうのである。(室井光広)

わたしたちのたいせつなあの島へ

わたしたちのたいせつなあの島へ

宮内喜美子

第二十四回小野十三郎賞 詩評論書部門 特別奨励賞 受賞

「菅原克己からの宿題」とともに歩む日々を

西田、田邉と瀧澤―巴戦の真実

日本哲学成立下の真実 2

西田、田邉と瀧澤―巴戦の真実

前田保

西田哲学成立後の思想史における真実の発掘

ライトゲージ

ライトゲージ

うるし山千尋

第72回H氏賞受賞

「書かないこと」を積極的に選択する

ウキウキ でんしゃさん

ウキウキ でんしゃさん

スフレ(森田すふれ)

スフレさん、今日はどこまでお出かけなの?

いのちゆいのちへ

いのちゆいのちへ

遠藤滋

寝たきり歌人、今を生く、ただいまを生く。

光る背骨

光る背骨

浦歌無子

たとえ撃たれて焼かれても/雨よ貫けわたしの骨を

きみには歩きにくい星

インカレポエトリ叢書 12

きみには歩きにくい星

佐々波美月

わたしのセンチメンタルはあなたの九九に勝つ

カステーラのような明るい夜

おすすめ!

カステーラのような明るい夜

尾形亀之助

月あかりの静かな夜る ―
私は
とぎれた夢の前に立ちどまっている

十六歳、未明の接岸

十六歳、未明の接岸

松井ひろか

第28回埼玉詩人賞受賞

詩の力を見よ! 十六歳は自らの力でよみがえったのだ!

記憶クッキー

記憶クッキー

あわやまり

けれどしばらくして/「さみしさ積み立て」が違法だとニュースになった/「リスのさみしさ積み立て」より 

忘れ潮

忘れ潮

秋山洋一

秘密がもう秘密でないのは/秘密を忘れてしまっただけの事さ

ドゴン族の神 ――アンマに――

ドゴン族の神 ――アンマに――

天童大人

ここはあの夢にまで見たドゴン! テンドウの聲はドゴンの長老たちを魅了する

死者たちの歌

死者たちの歌

ピエール・ルヴェルディ/訳:佐々木洋

ルヴェルディ、人生の暗闇で紡がれた最期の言葉。

梟の歌

梟の歌

秋山基夫

四行詩の可能性を拓く

十三人の詩徒

十三人の詩徒

神泉薫

ここに登場する13人の詩人はもうこの世にはいない。それでも私たちは彼らの作品と共に生きていることを明かしてくれる貴重な視線がここに在る。

たましいの移動

おすすめ!

インカレポエトリ叢書 11

たましいの移動

國松絵梨

第27回中原中也賞受賞

流れているものにつくついていけば 指をはう

プシュケー、あるいはナルニアの彼方へ

プシュケー、あるいはナルニアの彼方へ

C.S.ルイス論

木村聡雄

文学の根源である「憧れ」を求めたC.S.ルイス。共に歩むのは木村聡雄だけではない。第一歩を導いてくれる入り口がここに在る。

ひらがな商店街

ひらがな商店街

小松宏佳

「わたし」が生きている街、それは「ひらがな商店街」

おくりもの
在庫無し

おくりもの

篠田翔平

狭いアパートの階段をのぼる。
「きみにしか、できない話があるって思うんだよね。」

Lolita

インカレポエトリ叢書 10

Lolita

二見遼

存在という欠落を、愛することなどできませんでした

誕生祭

おすすめ!

誕生祭

山田亮太

生まれてきてくれてどうもありがとう。きみたちは私たちよりももっと好きなように、でたらめに生きていい。

叢書版 声を聞きたい

おすすめ!

七月堂叢書 2

叢書版 声を聞きたい

江戸雪

声が聞こえてくる歌を作りたい。
そして、私の歌の言葉が声となって
誰かのなかを流れる日があるなら、うれしい。

洞
在庫無し

インカレポエトリ叢書 9

牛山茉優

「滞ることは止まることではなく
流れることが進むことではない」

島に生きる 季語と暮らす

島に生きる 季語と暮らす

園田靖彦

季語で綴る島の暮らし、人々のぬくもり

聖者の影を踏まずに歩くために

聖者の影を踏まずに歩くために

随想2006,1~2009,5

本村俊弘

日々の生活を淡々と、かつ克明に記録する詩人の日記。
本書はその三冊目になるが、著者は完成を待たずに帰らぬ人となってしまった。
日記の意図は、誰にも判らぬままとなった。

聖者の行進

インカレポエトリ叢書 8

聖者の行進

長尾早苗

「わたしもかつてはくらげだった」

ふたりはひとり (サイン栞入り限定版)
在庫無し

ふたりはひとり (サイン栞入り限定版)

西尾勝彦

ふたり ほんとうに 生きること

ふたりはひとり

おすすめ!

ふたりはひとり

西尾勝彦

ふたり ほんとうに 生きること

ゆらぐ葉

ゆらぐ葉

青凪みかん

「君が運んできた世界は優しい」

アイスバーン

インカレポエトリ叢書 7

アイスバーン

久納美輝

「踏み固めるのではなく、噛み砕くのだよ」

個室
在庫無し

インカレポエトリ叢書 6

個室

赤司琴梨

「わたしを赤面させる失語症は
わたしのからだを拡張する
わたしを繭から摘出する、行為」

地図と夢 (サイン入り限定版)

地図と夢 (サイン入り限定版)

千石英世

静かに 狂って 行く

地図と夢

地図と夢

千石英世

静かに 狂って 行く

稼働する人形
在庫無し

インカレポエトリ叢書 5

稼働する人形

長谷川美緒

「人間ではなくなるときが近づいてくるのを、じっと待っている。」

草茫茫

草茫茫

苅田日出美

えのころ草の野っ原には赤ん坊の泣き声が聞こえるという。
分け入るほどにその声は増えてゆく。
その中に、三人の詩人がいると苅田日出美は信じている。

言語宝石群 あるいは星座群

言語宝石群 あるいは星座群

大沢青生

現職の牧師である大沢青生の紡ぎだす耽美な言語空間。それは徹底した美への奉仕である。

バビロン詩編

バビロン詩編

天童大人

バビロンの友よ! この日、日本から賛美を送る!

とてちてた

とてちてた

内藤利恵子

ずっと月だと思っていたら 街灯だったことがある

お月さまとしろいしか
在庫無し

お月さまとしろいしか

土肥恵子

少し大人の童話集。少し大人は年齢不問。

ジムクム
在庫無し

ジムクム

松山尚紀

少年は大人になる。温かい眼差しに囲まれながら。
−−松山尚紀が繊細な筆致で描く短編小説3編を収録。

トレモロ

おすすめ!

トレモロ

萩野なつみ

第26回中原中也賞最終候補
第71回H氏賞候補


身構える必要はなく、呼び出される光景に、浸ればいい。(暁方ミセイ)

耳に緩む水
在庫無し

耳に緩む水

原島里枝

「ことば」に磨き上げらる感性(高橋次夫)

てんでんこ 室井光広追悼号

てんでんこ

てんでんこ 室井光広追悼号

てんでんこ事務所

キルコゲールさん、お元気ですか。
室井文学、健在なり。

飛石の上

インカレポエトリ叢書 4

飛石の上

大島静流

第26回中原中也賞最終候補

「水もまた言語であった」

いつでも二人

いつでも二人

杉浦加代子

両親との暖かく豊かな日々がここに在る

TOKYO香久之宮

TOKYO香久之宮

玉塚充/渡邊ちょんと/木村龍之介/岩崎MARK雄大

〈墨絵〉と〈詩/物語〉によって描かれる時空を超えたストーリー。
気鋭の表現者たちのコラボレーションで作られた 東京へ捧げる「現代の神話」。

here

おすすめ!

here

宿久理花子

第71回H氏賞候補

宿久理花子が実は猫なのだ、と言われても不思議な話ではない。と思えるくらい自在な視線なのである。

普遍の一途

インカレポエトリ叢書 3

普遍の一途

内堀みさき

神様は僕にこの坂を与えました

人素の森

人素の森

本村俊弘

『人素の森』の出来事は誰もが体験している日常。それは後世お伽噺となっているかもしれない。

新装ポケット版 のほほんと暮らす

おすすめ!

新装ポケット版 のほほんと暮らす

西尾勝彦

たとえば、歩くだけ、ただいつもの道をゆっくり歩くだけで見える景色が変わる。
世界が変わるのは、ほんとうに簡単なこと。

叢書版 ピエール・ルヴェルディ詩集

おすすめ!

七月堂叢書 1

叢書版 ピエール・ルヴェルディ詩集

ピエール・ルヴェルディ/佐々木洋 訳

イマージュの限りなく自由で伸びやかな飛翔感、白昼夢のような影の領域での迷宮眩暈。ルヴェルディ以外作りえなかった独自の世界。日本初個人訳詩集。初版は好評完売につき、叢書版にて再発売。

おすすめのワケ

シュルレアリスト達が最も偉大な詩人と褒め称えるルヴェルディ。ブルトン、ピカソ、シャネル、アポリネールらと親交のあったまさしくパリ黄金時代の詩人です。彼は「互いに隔たったもの同士を接近させること」で詩的なエネルギーを生み出す手法を提唱しました。以降のシュルレアリスト達は自動記述で詩的な創造を目指しましたが、ルヴェルディはあくまでも自身を制御し、意外性がありつつも本能的に関連を感じさせる言葉を創り出したのです(「舗道の上で鈴が夜を鳴らす」「空が額に皺を寄せる」etc)。本著は日本で数少ないルヴェルディ詩集です。ルヴェルディの詩の美しさと魅力を是非感じて下さい。

逃散

逃散

髙野尭

意味の無意味/振動とリズムへ

古今琉球風物歌集

古今琉球風物歌集

湊禎佳

琉歌、詩、短歌へと新たなる調べは深い祈りと命への讃歌

節節

インカレポエトリ叢書 2

節節

川上雨季

「いまにも光を呑まんとする、だれかの水平線」

水際

おすすめ!

インカレポエトリ叢書 1

水際

小島日和

第26回中原中也賞受賞

「薬指をおかえしに上がりました、女は下げていた巾着袋を差し出した。」

芸術のルール

芸術のルール

倉本修

黙示し隠る[画と文]。群を抜く泥濘の中を抜け あなたは□型・○型・△型のヒントを孕む「芸術のルール」を発見するだろう。
栞・阿木津英/小池昌代/宗近真一郎/四元康祐

風景の触手

風景の触手

上野芳久

私たちはどんな風景と共に生きたのだろうか。

sotto

sotto

小沼純一

音符のように、つま弾かれた言葉が、かけてゆく

くもこちゃん

くもこちゃん

音の台所(茂木淳子)

今日も沖縄の空を飛ぶくもこちゃん

朱欒ともして

朱欒ともして

皆川燈

シュールな句群。和歌のような文との併記で表出する抒情

続・爆音と泥濘

続・爆音と泥濘

詩と文にのこす戦災と敗戦

南川隆雄

詩と文に残す戦災と敗戦

神歌(ティルル)とさえずり

神歌(ティルル)とさえずり

宮内喜美子

詩人は旅をする。島から島へ渡る。

矢原繁長 詩集Ⅱ

矢原繁長 詩集Ⅱ

矢原繁長

詩人、自ら詩集を封印す。

愛の末路
在庫無し

愛の末路

原章二

亡き妻と共に生活し続ける男の日々

静かなるもののざわめき P・S

静かなるもののざわめき P・S

アンフォルム群 II

たなかあきみつ

即興的言葉でつづられるこの書物の存在が意図されたとすれば、あなたへの挑戦に他ならない。

風弦歌

風弦歌

久世順子

青色とホープ

おすすめ!

青色とホープ

一方井亜稀

詩の言葉は再生する。そこに在る「不在」を。

吉田 新版

おすすめ!

吉田 新版

栗原洋一

栗原洋一の宇宙へようこそ

おすすめのワケ

『吉田』。1990年7月に刊行され、2009年1月に再刊され、2019年11月に新たな版で再再刊されたこの詩集は、七月堂の詩集の中でも存在としての「孤独」が静かに迫ってくる数少ない詩集の一つだ。
タイトルになっている「吉田」は地名である。この詩集には多くの地名が出てくる。その地を歩む栗原洋一の意識は歴史の流れに翻弄されるが「孤独」という存在であることで冷静な対峙がなされてゆく。
言葉は他者にあって発せられ、今を生きることが出来る。詩集はその余韻であるはずだ。
「・・・米料理がはこばれてきた。/米のとぎ汁を、ひとはだに温めたスープ。/飲むのは、わたしだ。/祝福せよ、/私は誕生したのだ。/砂の地形が崩れた。・・・」(「吉田」より)
稲川方人をして「この詩人と命懸けの詩誌を作ってみたい」と言わしめた詩集である。

爆音と泥濘

爆音と泥濘

詩と文にのこす戦災と敗戦

南川隆雄

世代を超えた同胞への留別としたい 、と南川隆雄は呟く。

のほほん手帖2020
在庫無し

のほほん手帖2020

西尾勝彦(アイデア)×七月堂(製作)

「空白の日を、大切に。」

三島由紀夫

三島由紀夫

「少年」述志、感傷主義の仮構と死

秋元潔

「三島の死」を通して社会と言葉の本質へ切り込んでゆく。

虚の栖

虚の栖

試みの家族誌

日下部正哉

「人は死者という存在になる」

そろもん詩抄

そろもん詩抄

みつべえ

ネット詩へのオマージュ

夢織人

夢織人

上野芳久

表現の持続というものは、生きる証

馬券と人生

馬券と人生

赤城斗二男

疲れた競馬ファンには癒しの一服。初心者には更なる興味への第一歩を。

てんでんこ 12号

てんでんこ 12

てんでんこ 12号

てんでんこ事務所

文芸思想家、室井光広主宰、てんでんこな文芸同人誌

量

おすすめ!

髙塚謙太郎

第70回H氏賞受賞

「詩」と「歌」が一体となって届けられる時、その「ことば」には新鮮な美しさが宿る。

うみにかえりたい

うみにかえりたい

牧瀬茜

わたしを捨てて生きてみたい。

ガバッと起きた

ガバッと起きた

辻󠄀和人

喜猫哀楽満載 婚活詩集決定版!

わたしの骨格

わたしの骨格

沢木遥香

欠けていても誇らしく、わたしたちは夜明けに向かって歩きだす。

うみのほね
在庫無し

うみのほね

田中修子

己のうちに侵入した異物をやわらかい層で覆い結晶化するバロック真珠のように

インド回想記

インド回想記

オディッシーダンサー高見麻子

高見麻子/田中晴子

オディッシーダンスが創る宇宙を体験する
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白であるから

白であるから

神泉薫

「ことばのない/祈りのように」

洗濯屋さん道元

洗濯屋さん道元

梅原賢一郎

道元『正法眼蔵』を詩集として超訳!

ぜんぶ、嘘

ぜんぶ、嘘

窪島誠一郎

かたちのない
夢のかたまりとなって

のほほんと暮らす
在庫無し

のほほんと暮らす

西尾勝彦

たとえば、歩くだけ、ただいつもの道をゆっくり歩くだけで見える景色が変わる。

自殺

自殺

安川登紀子

真実の恐怖!

方丈の猫

方丈の猫

能祖將夫

方丈の陽だまりに猫がたまってうとうとと……

チャイナ・カシミア

おすすめ!

チャイナ・カシミア

川上亜紀

その編み目に狂いはなく欺瞞はなく、そこにはいきなり生の、真実の「小さい」感触が入ってくる。(笙野頼子)

きらきらいし

おすすめ!

きらきらいし

古溝真一郎

詩人は日記を記す。
たくさんの特別な感情が起こる。
そのほとんどが、誰にも伝わることなく消えていく。
(帯文より)

会社の定年
在庫無し

会社の定年

池田久雄

「おっさん」は詩人になる!

西田幾多郎と瀧澤克己

日本哲学成立下の真実 1

西田幾多郎と瀧澤克己

前田保

西田幾多郎と瀧澤克己の交流の真実から日本思想史に迫る

量子車両
在庫無し

量子車両

藤井晴美

言葉を理解する私達の方程式はこの詩集には通用しない

網棚のうえのリヴァイアサン

網棚のうえのリヴァイアサン

鎌田伸弘

ユーモアとペーソスに満ちた悪魔祓い

オキシトシンスイミング
在庫無し

オキシトシンスイミング

オノツバサ

脳内を駆け巡る、彷徨える目を見つけよ

ひとりぽっちの戦争

ひとりぽっちの戦争

河村正雄

あの戦時下18歳の、叫びとつぶやき

クリムトのような抱擁

クリムトのような抱擁

望月苑巳

「いつか来た道」へ戻らないための「抱擁学」?

あかむらさき

おすすめ!

あかむらさき

小川三郎

狂おしいたそがれ ほんとうのことが怖くて

ルーネベリと雪

おすすめ!

ルーネベリと雪

タケイ・リエ

あっ、晴れた。

Lontano

Lontano

榎本櫻湖

土星のつめたい大気を游泳する幻覚にとらわれている

ミュート・ディスタンス
在庫無し

ミュート・ディスタンス

川津望

ミュートする内臓がまぶしい

さよならを言う
在庫無し

さよならを言う

櫻井周太

ゆうれいがいます
なぜだか二十センチぶん
幸せそうです

龍の還る日

龍の還る日

山田一子

あれはたしかに龍ですが
私だって龍だとは思えませんか

大顎

大顎

藤井晴美

メス井猿美の世界炸裂! レンズを覗くその眼は何処へ潜り込もうというのだ!

デュラスのいた風景

デュラスのいた風景

笠井美希

この世の空白とは何か。28歳で人生に区切りをつけた笠井美希入魂の文学、映画、写真論が繰り広げられる。

葡萄樹の方法

葡萄樹の方法

阿部弘一

葡萄樹が、より深い酩酊を求めて蔓枝をのばすように/結実の春を迎え、ふたたび冬の旅へ…

神聖なる怪物

神聖なる怪物

四方田犬彦

呪縛(にちじょう)からの解放

鳥類学フィールド・ノート

おすすめ!

鳥類学フィールド・ノート

小笠原鳥類

生き物たちの安全で安心な楽園はどこだ
みーんなこの地球の仲間たち
おはようございます

最後の夏

最後の夏

村口宜史

希求する希望に、生きるための 明日を探して

東京湾岸 歌日記

東京湾岸 歌日記

~風船乗りの汗汗歌日記

大橋弘

日記×短歌×古本×異界

眠れない星 the sleepless planet

眠れない星 the sleepless planet

現代俳句協会 国際部 編

世界の俳句と多様性

あなたとわたしと無数の人々
在庫無し

あなたとわたしと無数の人々

川上亜紀

上質なユーモアに結ばれる

歌集 高遠

歌集 高遠

市川八重子

生き抜いた言葉

世界俳句2018
在庫無し

世界俳句 第14号

世界俳句2018

夏石番矢/世界俳句協会 編

より豊かに広がる俳句の世界

新宿 ゴールデン街のひとびと

おすすめ!

新宿 ゴールデン街のひとびと

佐々木美智子

60年以上撮りためた濃厚で濃密な「新宿村の住人」300人余の群像!

歩きながらはじまること

おすすめ!

歩きながらはじまること

西尾勝彦

言葉の「森」がここにある

父のこけし

父のこけし

佐藤光良

優しさの文学

くじら飛べ

くじら飛べ

俺はいま月の海と銀河のあわいを飛んでいる

千人のきみ
在庫無し

千人のきみ

原章二

きみはいつもそばにいて ぼくと一緒の夢を見ていた

本詩取り

本詩取り

西原大輔

近代の独創性神話を疑う

いまよみがえる 戦後詩の先駆者たち

いまよみがえる 戦後詩の先駆者たち

南川隆雄

激動の時代を生きた詩人たち

電波、異臭、工学の枝

電波、異臭、工学の枝

藤井晴美

そういうわけで詩は覗きなのだ

讃歌

讃歌

上野芳久

愛として 旅の讃歌を生むまで生きるだろう

やんちゃ坊王国

やんちゃ坊王国

ラン・ボシーレク/(訳者)真木三三子

ブルガリア児童文学の古典、本邦初訳

青(おう)の植物園

青(おう)の植物園

橋本由紀子

幻想植物コラージュ

どこだかわからない ここ

どこだかわからない ここ

湊禎佳

青と碧、生と死、そのあわいより出でるオキナワのツブヤキである

ペトリコール

ペトリコール

シエ

音として、色として、感覚としてのことば

アルケースの話

アルケースの話

松原立子

さあ、広いところへ出る。

こころの底荷
在庫無し

こころの底荷

原章二

とめどなくあふれる言葉

今昔夢想

今昔夢想

秋元炯

今昔物語の世界に遊ぶ

シャンティニケタン 平和郷の子どもたち

シャンティニケタン 平和郷の子どもたち

インド先住民サンタル族との出会いの軌跡

向瀬杜子春

いのち、そのもの

百聞

百聞

もりおかだいち

だし巻きと 余生で茶の沸く にっぽんだ

覚醒する風と火を求めて

覚醒する風と火を求めて

本村俊弘

随想2004,3~2005,1

アンフォルム群

アンフォルム群

たなかあきみつ

いきなり夢の過剰投与

痛くないかもしれません。

痛くないかもしれません。

深沢レナ

痛い、痛くない、痛い、痛くない。

今宵の開花
在庫無し

今宵の開花

小川まゆみ

私は今 渦に巻き込まれている

弥勒下生
在庫無し

弥勒下生

河村悟

言葉を剥せ 私はそれである

記憶する生×九千の日と夜

記憶する生×九千の日と夜

吉田広行

すでにないもの、あるいはこれから来るもの

喪服
在庫無し

喪服

原章二

きみはどこにでもいる

密室論

おすすめ!


在庫無し

密室論

朝吹亮二

光あふれるこの密室は白紙そのもの

冬の虹

新運河叢書 10

冬の虹

冨樫亨

しぐれ晴れてつかの間仰ぐ山あひにふとく短き冬虹の立つ

雲知桃天使千体像

雲知桃天使千体像

南椌椌

蒙古斑見せ合う桃族恋の人

みをつくし
在庫無し

みをつくし

葛西佑也

ぼくたちは もう一度 生まれる

行路

行路

上野芳久

風となって、行路ゆく

野村喜和夫の詩

野村喜和夫の詩

付 野村喜和夫全詩集解題 野村喜和夫略年譜

杉中昌樹

野村喜和夫を究める

新・直さんのシネマホール

映画芸術叢書

新・直さんのシネマホール

溝口直

映画が直さんの感情に寄り添っている

零時のラッパをぶっ放せ
在庫無し

零時のラッパをぶっ放せ

増田秀哉

永遠なんて ぽしゃるがいい

夕末文章
在庫無し

夕末文章

佐藤勇介

夕まぐれ 出会うはずの音だった