七月堂通信
2016年12月の記事
久々の更新(おそらく今年最後の更新)
奈良に旅行に行き、大阪に出張に行って以来の更新である。
この七月堂通信、遡って読んで頂ければわかるが、だいたい更新が滞ったことを反省する一文から始まっている。これではいかん! と前までは思っていたが、もはやたまに更新されるレアなコラムでもいいのかもしれないと思い始めた。気付いた人は気付いてくれるようなコラムというか、あ、でも七月堂で本を作りたいと思ってくれた方はこのコラムを読むのだろうか。う~ん、やはり適度な更新は必要かな。おそらく今回が今年最後の七月堂通信。来年は頻繁に書けるように頑張りますっ!
2016年の春から始まった古書部も気付いたらオープンしてとっくに半年を過ぎていた。徐々にではあるが近隣の皆様にも認知していただきつつある。今まで接点が全く無かった方々との出逢いに七月堂もわくわくドキドキな毎日だ。最近は窓の外に可愛いイルミネーションまでついた。昔の七月堂をご存知の方は混乱するのではないかという結構な様変わりである。
古書だけでなくハンドメイド雑貨、「古本屋でヨガ」と銘打ったヨガのワークショップに最近では「岡島楽器」としてわたくし所蔵の中古楽器(主に打楽器)の販売も始めた。詩人のオノツバサさんいわく「カオス」の世界が展開されている古書部の今後に期待していただきたい。
肝心の詩集では前述のオノツバサさんの第二詩集が年内の完成を予定している。前作『やさしく象にふまれたい』からの目覚ましい進化を感じていただけるだろう。ツイッター上では『やさ象』のプレゼント・キャンペーンも開催中のオノさん、年末年始の七月堂はオノツバサ一色になりそうだ。
そしてそして目下製作中の詩集、良作揃いで本当に完成が待ち遠しいものばかりだ。古書部共々七月堂の新刊にも期待していただきたい。
早めだが今年一年を締めくくるようなことを書かせていただけるならば、やはり古書部のオープン、そして葉ね文庫さんでの高塚謙太郎・黒崎立体両詩人との座談会、これに尽きるだろう。おかげ様で楽しい経験をさせていただいている。本当に感謝感謝である。
これからも個人的に楽しみつつ、皆様にも楽しんでいただける、そんな感じでやっていきたいと思っております。
No.0054 2016年12月06日 O