七月堂通信
2015年12月の記事
重大発表!!
タイトルからハードルを上げてしまっているが、久々の七月堂通信である。
ツイッターでもちょくちょくと「年末に重大発表!」というフリを入れてきているが、親切な方が数人「いいね」してくださっているぐらいで、大方は巷のつぶやきの波に掻き消されているといった印象だ。
ここで声を大にして言いたい。
「凄い重大発表ですよ!」
と。
じゃあさっさと言えよという声が聞こえてきたが、まあまあ、少し勿体ぶらせていただきたい。なんせこの半年というもの、この計画のために七月堂の大半の時間が費やされているわけだし、いざ発表して「ああ、そうなんだ」といった感じのあっさりした反応をされた場合にもですよ、七月堂にはとっても重大で天地がひっくり返る(そこまでではないか)ような話だということをせめてこれを読んでいる方ぐらいにはお解りいただきたいんですよあたしは。
まあ前置きはこんな程度にして発表しましょう。
さあ、よーく目をかっぽっじってください。
「七月堂、古書部、始めます」
・・・・そうなのです。やってしまうのです、古書部、つまり古本屋!!!
どうです?驚きました?
まあ実際は事務所の一角を古本コーナーに改造した感じである。オープンは2016年の4月から5月にかけての時期を予定している。
いろいろと紆余曲折というか試行錯誤しつつ一応発表しちまっていいであろう状況にはこぎ着けたが、いやあ・・・実のところまだまだやらなければいけない事は山積みだ。とにかく、年末に計画とオープン目標を発表しようと決め、やるしかない状況に自分たちを追い込もうというハラだ。
以下、七月堂古書部の決まっていることとこれからやっていくことを箇条書きにしてみよう。
・買い取りはしない。(自分たちの蔵書や許可を含め貰い受けた書籍を販売)
・価格破壊しない程度に良心的な価格設定。
・七月堂の新刊も勿論販売。
・お売り出来ない本はまとめて閲覧コーナーを作る。
・古書部の情報を発信する情報媒体を作る。
・何かしらのフェアを開催する。(つぶやきと連動したキャンペーンなども企画予定)
・ただ古本を売るだけでなく、七月堂の場所を使っていろんなことをやる。
こんなところだろうか。
七月堂のイメージからはかけ離れた本もかなり集まってきているので、詩にはそこまで興味が無いなんて方も楽しんでいただけるだろうし、詩集目当てで来たのに予想外の本を手にしてしまう、なんて事件を起こすことが出来たら嬉しい。
ひとまず、やるぞ!ということ。そして古本屋計画に到った経緯を紹介しつつ、取り扱う本を吟味していただく内覧会的なイベントを企画していることをお伝えして今年度の七月堂通信を締めくくる言葉とさせていただきます。
それでは皆様、良いお年を。
来年からの七月堂にご期待ください。
そして古書部が出来た暁には是非是非遊びに来ていただきたいと思います。
そうそう、肝心の古物商の申請をボスがまだやっていないということなので、ほんとに早く申請をお願いしたいところであります。
No.0045 2015年12月26日 O