七月堂通信

2014年11月の記事

イベントレポート

11月1日・2日の二日間にわたって行われた七月堂企画のアートイベント「KAZUKO雪月花 白石かずこ、リトル・プラネットを歌う」無事終了しました。映像・ダンスに加えての詩の朗読ということで、一般的な朗読会を想像して来場された方は良い意味で期待を裏切られたようです。
構成は白石さんへ捧げるダンスに始まり、白石さんの朗読、福島で撮影された映像、朗読、ダンスといったように複合的で、白石さんが主役の舞台であり、白石さんに捧げる舞台でもありました。
といっても自分が見たのはリハーサルの状況。本番中は外の受付におりましたので、イベントの熱気は直接体験された方だけがわかるものでしょう。(二日目の終了後は出演者もお客様もなかなかの盛り上がりだったようです)
印象的だったのは、外に貼ってあるチラシを見て「え、白石さんが出るの?」とご夫婦が立ち止まった事です。さすが白石さんの力を感じました。ご案内したところ、快く入場してくれたことも嬉しかったですね。
本を作ることは、作った本がいつ売れるか、すぐに売れるものか何年後かに話題になるか、果ては数十年後に発見されるか分からず、とにかく作っておくことに意味があると言い切ることも出来ます。イベントはその日、その瞬間に来てもらわなければいけない、その難しさを感じました。そして偶然ご来場下さった方々から一期一会の喜びも知ることができました。

七月堂では、このイベントをメインにした白石かずこさんのDVDを製作予定です。そちらも是非よろしくお願いいたします。

No.0025 2014年11月13日 O